MIDIキーボードが繋がらなくてお困りではありませんか?
MIDIキーボードの接続・設定は機器やDAWによって異なるので難しいですよね。
私もある日突然接続ができなくなってしまったので、解決法を調べてみました。
Cubase13とArturia KeyStepを基準に話していますが、他のソフト、機器でも応用できる方法です。
MIDIキーボードが認識されなくてお困りの方はぜひ試してみてください。
接続ができない原因を特定するためにやること
最初に、キーボードの音が出ないのはデバイスの問題なのかDAWの問題なのかを調べます。
Cubaseには、画面右下の方に、MIDI信号が入力されていると動く水色のメーターがあります。
MIDIキーボードを押したときにメーターが動いていれば、接続はできていてCubase側の設定の問題で音が出ていないと考えられるでしょう。
トラック設定、インストゥルメントの設定などを見直せば解決する場合があります。
メーターが動いていない場合は、接続できておらずMIDI信号が入力されていません。
【基礎編】MIDIキーボードが接続できない時にやること
上の方法で確認したときにメーターが動かず、MIDIキーボードが接続できていないと考えられるときにまずは確認してほしいことを3つご紹介します。
ドライバをチェック
ドライバが必要なキーボードの場合は最新のものになっているかどうか確認が必要です。
Windowsではデバイスマネージャーから確認することができます。
ケーブル・本体に問題はないか
ケーブル・本体に問題がある可能性もあります。
別のケーブル・別のパソコンでの接続も試してみましょう。
USBポートの規格が付属ケーブルと対応しているか
私の場合、これが原因でした。
現在使われているUSBの規格にはUSB2.0(内側が白や黒)とUSB3.0(内側が青い)があります。
両方に対応している機器ならどちらに挿しても大丈夫ですが、音響機器の中には2.0にしか対応していないものもあります。
機器側がUSB2.0にしか対応していないのに3.0のポートに接続してしまうと、正常に動作しないことがあるようです。
3.0がだめなら2.0で試してみましょう。
【応用編】MIDIキーボードが接続できない時にやること
【基礎編】の方法で解決しなかったときに考えられる方法です。
実際のやり方はソフトや機器によって違うので、慎重に行いましょう。
ファームウェアのアップデート
ファームウェア(機器側に内蔵されているソフトウェア)を更新すると接続できるようになる場合があるようです。
機器の故障やUSBの規格が問題であれば更新ができません。
【基礎編】をしっかり確認した上で行いましょう。
初期設定ファイル再構築
初期設定ファイルを再構築し、接続設定を初期状態に戻す方法です。
環境設定やキーボードショートカットの設定も消えてしまうので注意が必要です。
Cubaseでの詳しい手順はこちらをご覧いただくのがよいと思います↓
YAMAHA -【Cubase 12 シリーズ】Windows環境におけるCubaseの「初期設定ファイルのリセット」方法は?
まとめ:MIDIキーボードが接続できない時は落ち着いて確認を
MIDIキーボードが接続できない時の対処法について見てきました。
- まずはDAWにMIDI信号が入っているか確認する
入っている→DAWの設定を見直す
入っていない→以下の方法を試す
- MIDIキーボードのドライバは最新か確認する
- ケーブル・本体に故障がないか確認する
- ケーブルとUSBポートの規格が対応しているか確認する
- MIDIキーボードのファームウェアをアップデートする
- DAWの初期設定ファイルを再構築する
接続ができないと焦ってしまいますが、落ち着いて1つづつ確認していけば原因が分かるはずです。
この記事はチェックリスト代わりに使ってくださいね!
最短最速でDTMの技術を身につけたい!という方はDTMスクールに通うのがおすすめ!
こちらの記事で紹介しています。