【Cubase13】ギターを録音!オーディオインターフェースの接続方法

【Cubase13】ギターを録音!オーディオインターフェースの接続方法 DAW
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ギターをDAWで録音したいけど、どうやってつなげば音が出るのかわからない……とお悩みではありませんか?

音響機材の配線はとても難しいですよね。

管理人
管理人

私も大変迷走しました。

この記事ではCubase13と2種類のオーディオインターフェースを例に挙げて、DAWとギターの接続方法を紹介します。

エレキギターとアコースティックギターの方法を分けて紹介しますが、アコギの接続方法はボーカルや他の生楽器にも応用できます!

接続でお困りの方はぜひ参考にしてください!

Cubaseでエレキギターを録音する方法

Cubaseでエレキギターを録音する方法を紹介します。

必要な機材…オーディオインターフェースとシールドケーブル

Cubaseでエレキギターを録音するには、Cubaseやパソコン、演奏できる環境の他に以下の物が必要です。

  • オーディオインターフェース
  • シールドケーブル

オーディオインターフェースはパソコンと楽器をつなぐ機械

オーディオインターフェースとは

オーディオインターフェースは、エレキギターなどの電子楽器やマイクなどで入力された信号をパソコンで使える形式に変換する機器です。

DTMで宅録をしたいという方には必須の機器です。

これから購入する方には、この後の解説でも使用しているYAMAHA AG03の後継機であるAG03MK2をおすすめします。

ケーブル差込口や操作スイッチがすべて上面にあり、わかりやすいです。

シールドケーブルでギターとオーディオインターフェースを接続

エレキギターとオーディオインターフェースを接続するには、シールドケーブルを使います。

新しく買う場合は、長さに注意して買うのがおすすめです。
宅録しかしない場合、長すぎるケーブルだと邪魔になります。

エレキギターとオーディオインターフェースのつなぎ方図

簡単な接続図を用意しました。

エレキ接続図

このように、パソコンとギターの間にオーディオインターフェースを挟むことによって録音が可能になります。

接続時の注意

オーディオインターフェースとエレキギターの接続はパソコンに接続する前に行ってください。

また、接続の際はオーディオインターフェースの音量のつまみを最小の状態にしておき、電源を入れてから少しずつ大きくするようにしてください。

故障の原因になります。

エレキギター接続時の各オーディオインターフェースの設定について

オーディオインターフェースにエレキギターを接続するときは、本体スイッチによる設定が必要な場合があります。

設定方法は機種によって異なりますが、今回は2種類のオーディオインターフェースを例に設定を見ていきます。

Roland DUO-CAPTURE EXの場合

管理人
管理人

私が普段使っているので例に出しましたが、生産完了品なのでこれから新品を買うのは難しいです。

音響機器は特典でDAWなどのシリアルコードが付いてくることが多いので、新品を買うことをおすすめします

こちらのRUBIX22は後継機です。

Roland DUO-CAPTURE EXの場合、シールドを挿す位置は矢印の部分です。

DUO-CAPTURE EX

背面のスイッチで、以下のように設定する必要があります。

  • ファンタム電源(PHANTOM)…オフ
  • 入力インピーダンス(INST)…Hi-Z
  • ダイレクトモニター(DIRECT MONITOR)…MONO
設定

YAMAHA AG03の場合

YAMAHA AG03の場合、シールドを挿す位置は矢印の部分です。

AG03

ボタンで以下のように設定する必要があります。

  • GUITER/LINE…GUITER
  • MONITOR MUTE…オフ

エレキギターを録音するときのCubaseの設定

ここからはCubaseを操作していきます。

オーディオインターフェースをCubaseに接続する

Cubaseを起動したら、画面上部のメニューから「スタジオ」→「スタジオ設定」をクリックします。

スタジオ設定

スタジオ設定のウィンドウが出たら、中央上の「コントロールパネル」をクリックします。

スタジオ設定

ウィンドウが出るので、出力ポート・入力ポートのそれぞれでオーディオインターフェースの名前を選択します。
正方形に×がついていれば選択された状態です。

コンパネ

OKをクリックしてウィンドウを閉じます。

次に、メニューの「スタジオ」→「オーディオコネクション」をクリックします。

出力タブの「未接続」をクリックし、「Generic Low Latency ASIO Driver」を選択します。

出力

入力タブでも同様に、「Generic Low Latency ASIO Driver」を選択します。

入力

これでオーディオインターフェースとCubaseが接続できました。

オーディオインターフェースのダイレクトモニターをオンにしているので、この時点でギターの音が聞こえるはずです。

オーディオトラックを作り、録音する

トラックのパネル上で右クリックか、+ボタンから選択し、オーディオトラックを作ります。

オーディオ
オーディオ

トラックができたら、トラック名の下の録音可能ボタンが赤に点灯していることを確認してください。

録音可能

この状態で再生ボタンの横の録音ボタンをクリックすると、録音が始まります。

録音

録音が終わったら、停止ボタンをクリックします。

できました

録音できました。

この設定の場合、ヘッドホンから聞こえる音はオーディオインターフェースからダイレクトモニタリングした音になり、Cubase側で設定したプラグインエフェクトはかかりません。

エフェクトを通した音を聞くには、オーディオインターフェースのダイレクトモニターのスイッチをオフにし、録音可能ボタンの右のモニタリングボタンをオンにしてください。

モニタリング
管理人
管理人

ただし遅延が出る場合があります。

Cubaseでアコースティックギターを録音する方法

Cubaseでアコースティックギターを録音する方法を紹介します。

Cubaseでアコースティックギターを録音するには、Cubaseやパソコン、演奏できる環境の他に以下の物が必要です。

  • オーディオインターフェース
  • マイク

マイクで録音するので、他の楽器やボーカルを録音するときも接続方法は同じです。

マイクとオーディオインターフェースのつなぎ方図

簡単な接続図を用意しました。

アコギ接続図

USB接続のマイクを使う方法も考えられますが、遅延や音質のことを考えるとオーディオインターフェースを挟む方が安心です。

マイク接続時の各オーディオインターフェースの設定について

オーディオインターフェースにマイクを接続するときは、本体スイッチによる設定が必要な場合があります

エレキギターとは設定が異なるので、こちらも2機種で見ていきましょう。

マイクはMarantz ProfessionalのMPM-1000を使います。
コンデンサマイクと呼ばれるタイプのマイクです。

マイク

マイクをオーディオインターフェースにつなぐときは、まずマイクがコンデンサマイク(電源が必要)かダイナミックマイク(電源が不要)かを確認しましょう。

Roland DUO-CAPTURE EXの場合

Roland DUO-CAPTURE EXの場合、マイクのケーブルは矢印の位置に挿します。

マイクケーブル

背面のスイッチで、以下のように設定する必要があります。

  • ファンタム電源(PHANTOM)…コンデンサマイクのとき-オン/ダイナミックマイクのとき-オフ
  • 入力インピーダンス(INST)…Lo-Z
  • ダイレクトモニター(DIRECT MONITOR)…MONO
suitti

YAMAHA AG03の場合

YAMAHA AG03の場合、マイクケーブルを挿す位置は矢印の部分です。

maiku

ボタンで以下のように設定する必要があります。

  • +48V…コンデンサマイクのとき-オン/ダイナミックマイクのとき-オフ
  • MONITOR MUTE…オフ

Cubaseでの操作はエレキギターの時と同じです。

まとめ:ギター録音で思い通りに曲作り!

エレキギターとアコースティックギターを録音するときの接続方法を見てきました。

配線や設定ははじめは少しややこしいかもしれませんが、確実に手順を踏んで接続することでしっかり録音することができます。

ぜひエレキギターや楽器を使って、宅録に挑戦してみましょう!


これからギターに挑戦したい方はこちらの記事もどうぞ!

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