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【DTM初心者必見】知っておきたいDTM用語の意味を解説!

- DTMは知らない用語が多すぎて難しそう
- DTMを始めたいけど、説明に使われている言葉が分からない…
- そもそもDTMって何?
DTMには見慣れない用語が多く、そのせいでDTMにとっつきにくいイメージを持つかもしれません。
本記事ではDTM初心者向けに、私が分からなかったDTM用語についてざっくり解説していきます。
- DTMの用語の基本的な意味
- DTMの基礎知識

逆に詳しい定義まではほとんど触れていません。
入門編として読んでいただけると幸いです。
そもそもDTMって何?編

そもそもDTMってなんぞや…という人に向けて、ざっくり解説です。
DTM

DTMとはDesk Top Musicの略で、「パソコンなどのデスクトップ上で楽曲を制作・編集すること」そのものを指します。
後述するDAWと混同されがちですが、DTMはパソコンで音楽を作るという行為を指す言葉です。
DAW
DAWはDigital Audio Workstationの略です。
CubaseやStudio Oneのような、DTMをするためのソフトウェアのことを指します。
「DAWソフト」という言い方もします。

私は日本でシェアが高く困ったことを日本語で調べやすいというメリットからCubaseを使っています。

打ち込み
DTMにおける打ち込みとは、音の長さや高さ、音色などのデータを入力することです。
DTMでは生楽器の音を録音して使うこともできるので、それとは区別して「打ち込み」と言うときがあります。
規格・形式編

ケーブルの規格やデータの形式などはアルファベットで略されることが多いので、分かりにくいです。
特に多用するものについて解説します。
MIDI
MIDIはMusical Instruments Digital Interfaceの略で、もともとは電子楽器やパソコンの間でデータをやり取りするための規格です。
現在は音の高さや長さ、強さなどのデータを数値で記録するデータ規格として広く使われています。

実際のMIDI規格の端子やケーブルを使うことは現在では少ないですが、DAW上で打ち込みしたデータはMIDIの形式で記録されます。
オーディオ
オーディオはDAWに取り込んだ音声データや、DAWで録音したボーカルやギターなど楽器の音のデータの形式です。
DAW上では、波形で表示されます。
ASIO
ASIOはオーディオドライバ(PCと外部・内部機器を接続するためのソフトウェア)の規格です。
ASIOの他にもWASAPIなどの規格があります。

DAWで音を出すための設定をするときに目にするかもしれません。
VST
VSTはDAWソフトとプラグインソフトを連動させるための形式です。
VSTに対応したDAWであれば、VST対応プラグインを使うことができます。

連携させるにはDAWとプラグインソフトの両方がVSTに対応している必要があります。
なお「VST」はWindowsで使われる形式で、Macでは「AU」が使われます。
ハードウェア編

DAWなどのソフトウェアに対して、実際の音響機器などの機械類はハードウェアです。
オーディオインターフェース
オーディオインターフェースとは、パソコンとマイクやギター、シンセサイザーなどの入力機器、スピーカーやヘッドフォンなど出力機器を接続するためのハードウェアです。

外部機器を接続するためだけではなく、遅延を防ぐためにも、DTMをするなら持っておきたいハードウェアの1つです。

購入特典としてDAWの無料版が付属してくることが多いので、これからDTMを始める方はついてくるDAWで選ぶのもよいかもしれません。

MIDIキーボード
MIDIキーボードはパソコンにUSBまたはオーディオインターフェース経由で接続し、押した鍵盤の音をMIDIデータで入力できるキーボードです。

文字を打つキーボードと区別するために「MIDIキーボード」と呼ぶことが多いです。
機種にもよりますが、音源を内蔵していないタイプは単体で音を出せません。
パソコンにつなぎ、DAWに接続すると音を鳴らせます。

フィジカルコントローラー
フィジカルコントローラーとは、つまみ(フェーダー)やダイヤル、ボタンなどを割り当てて、DAWの操作を物理的に行えるようにするハードウェアです。
MIDIコントローラー・コントロールサーフェイスとも呼ばれます。

シンセサイザー
シンセサイザーは「電子楽器」などとも呼ばれる音色を作成・編集できる楽器のことで「シンセ」と略されます。
本来の意味では、下の画像のような機械です。

鍵盤と一体化しているもの、はたまた管楽器型のもの(ウインドシンセ)もあります。
シンセサイザーをDAWに接続して使う他に、シンセサイザーの機能を持つプラグインのことをプラグインシンセ(ソフトシンセ)とも呼びます。
モニターヘッドホン
モニターヘッドホンは、通常のヘッドホンのような「重低音が強い」などの音の加工がされないヘッドホンです。
聞く環境によっては曲の聞こえ方が違うこともあり得るので、DTMの制作中は入力したとおりに音が鳴るヘッドホンやスピーカーを使うのがおすすめです。

ソフトウェア編

DAWだけでなく、DAWの機能を拡張する様々なソフトウェアがあります。
プラグイン
プラグインはいろいろな分野で使われる用語ですが、DTMにおいてはDAWに様々な機能を追加するソフトのことです。
DAWに最初から付属しているプラグイン(付属プラグイン)と、有料もしくは無料でダウンロードできるプラグイン(外部プラグイン)があります。
ソフト音源
ソフト音源とは、ピアノやドラム、シンセサイザーなどの楽器の音を出すためのプラグインです。
エフェクト
エフェクト(プラグインエフェクト)とは、音を歪ませる、響かせるなどの効果を与えるプラグインです。
エレキギターなどで使うエフェクターと働きは似ています。
DTMの道も一歩から-まとめ

DTMの基礎知識として必要な用語をざっくり解説してきました。
DTMをやっていると分からない単語にたくさん出会います。
すべて完璧に覚える必要はありませんが、基礎を押さえておけば難しい解説にもついていけるようになります!

このブログが手助けになれば幸いです。