- Cubaseを学割で買いたい
- 学割で買うと商用利用できないって聞いたけど…
Cubaseには「アカデミック版」という買い方があり、学生は通常版より3割程度安い学割価格で購入することができます。
アカデミック版の機能は通常版と同じですが、一つだけ「商用利用ができない」という条件が付いています。
しかしアップグレード・アップデートすると縛りは消えるので、学生の間にアカデミック版を買っておき、セールやメジャーアップデートのタイミングを狙うのがお得でおすすめです。
本記事ではCubaseの学割の条件や商用利用ができる状態で安く買う方法などを解説します。
- Cubaseアカデミック版の買い方
- 学生が規約を守ってCubaseを商用利用する方法
Cubaseのアカデミック版は公式や通販サイトで買える
Cubaseのアカデミック版は発売元のSteinberg公式サイトからダウンロード購入できるほか、Amazonなどの通販サイトでパッケージ版を購入することができます。
通販サイトによっては公式より少し安い可能性があります。
価格は変動するので、各サイトで確認してくださいね。
学生証のコピーや写真をメールや郵送などで販売店に送る必要があり、学生である確認が取れたらシリアルコードが郵送で送られます。
公式サイト で買っても学生資格の確認には3日ほどかかります。
アカデミック版は通常版定価より約3割安い
アカデミック版の定価は、通常版の定価より約3割引となっています。
価格を比較します。
グレード | 通常版価格 | アカデミック版(学割)価格 | アカデミック版の割引率 |
---|---|---|---|
Pro | 69,300円 | 44,000円 | 36%お得 |
Artist | 39,600円 | 24,200円 | 38%お得 |
Elements | 13,200円 | 8,800円 | 33%お得 |
グレード | 通常版価格 | アカデミック版(学割)価格 | アカデミック版の割引率 |
---|---|---|---|
Pro | 69,300円 | 44,000円(税込) | 36%お得 |
Artist | 39,600円 | 24,200円(税込) | 38%お得 |
Elements | 13,200円 | 8,800円(税込) | 33%お得 |
コンビニで支払いたい人は通販サイトで買うべし
Steinberg公式サイトの支払方法はクレジットカードとPayPal(18歳以上・銀行口座が必要)、GooglePayのみに対応しています。
一方上で紹介した通販サイト(Amazon・楽天・Yahooショッピング・サウンドハウス)は、コンビニ決済に対応しています。
コンビニで支払いたい人は通販サイトで買うのがおすすめです。
Cubaseのアカデミック版は商用利用ができない
Cubaseは学割価格でお得に買えることが分かりましたが、アカデミック版の商用利用は規約違反となります。
機能的には通常版と全く同じですが、規約は守りましょう。
商用利用とは収入を得ること全て
そもそもCubaseの商用利用とは、Cubaseで作った曲を通して収入を得ること全てです。
たとえばYouTubeに自分で作曲した曲を投稿し、チャンネル登録者数が増えて広告収入が入ればそれは商用利用です。
ニコニコ動画のクリエイター奨励に申請すると再生やコメントの数などによって奨励金が入りますが、申請した時点で商用利用です。
アーティストとしてデビューするつもりはないけどお小遣いくらいは…という場合含め、すべて商用利用です。
アップデート・アップグレードすれば縛りは消える
アカデミック版を買ってしまうとずっと商用利用ができないわけではありません。
上のグレードへのアップグレード版や、新しいバージョンへのアップデート版を購入すると、通常版を買ったとみなされ商用利用ができるようになります。
Cubaseのアップデートにはお金がかかります。
学割で本体を安く買い、DTMの練習をしながらアップグレード版のセールやアップデートを待つのがおすすめです。
商用利用したい学生におすすめ!学割からアプグレで購入
とはいえ今すぐCubaseを手に入れて動画投稿がしたい!という学生さんもいらっしゃいますよね。
「学割を使うけど商用利用もできる買い方」を探してみました。
アカデミック版を買って、すぐにアップグレードしましょう。
学割ArtistからProにアップグレード
Artistをアカデミック版で買ってからProにアップグレードすることで、最初から通常版のProを買うのと比べて15,400円を節約することができます。
学割でProを買うより9,900円高いですが、安心して商用利用ができる方法です。
手順を解説します。
アップグレード版の販売は公式サイトのみです。
この方法は、Artist→Proのアップグレードが通常版の差額のみであることから可能になります。
アップグレード価格と通常版の差額を表で比較します。
アップグレード価格 | 通常版の差額 | |
---|---|---|
Elements→Artist | 26,400円 | 26,400円(差額のみ) |
Artist→Pro | 29,700円 | 29,700円(差額のみ) |
Elements→Pro | 60,500円 | 56,100円(4,400円損) |
学割ElementsからArtistにアップグレード
同様に、Elementsをアカデミック版で買ってからArtistにアップグレードすることで、最初から通常版のArtistを買うのと比べて4,400円を節約することができます。
アップグレード版の販売は公式サイトのみです。
学割ElementsからProにアプグレは通常版と同価格なので意味なし
学割でElementsを買ってProにアップグレードしても意味はありません。
Elements→Proのアップグレード価格は通常版の差額より4,400円高いです。
学割で節約した4,400円が相殺され、通常版でProを買うのと同価格になってしまいます。
学割+アップグレードの方法を使うなら、Elements→ArtistかArtist→Proのどちらかになります。
学割利用でお得にCubaseを手に入れよう-まとめ
Cubaseの学割、アカデミック版について見てきました。
学割を使うポイントについてまとめます。
- Cubaseのアカデミック版は通常版より3割程度安い
- 通販サイトで買うとコンビニ決済が使える、公式より安い可能性もある
- アカデミック版は商用利用できないが、アップグレード・アップデートすることで縛りは消える
- 「学割で購入→アップグレード」で通常版を買うより節約できる
今学生の人は、お得にCubaseを入手する人生最大のチャンスです!
DTMの世界で待ってます。