【PR】DAW・プラグイン・機材はサウンドハウス
Cubase15の推奨スペックまとめ!そのパソコンでDTMはできる?
「VOCALOID(ボーカロイド)」および「ボカロ」はヤマハ株式会社の登録商標です。

- Cubase15を使うのに最低限必要なパソコンのスペックを知りたい
- 自分のパソコンでCubase15は使える?
Cubase15を使いたい時、自分のパソコンで動くかどうかは気になりますよね。適切なスペックがなければ、画面がカクカクして操作しづらい、音が正しく再生されない、ノイズが入るなどの問題が発生します。
Cubase15の動作環境、つまり最低限必要なスペックは以下の通りです。
↓Windowsの場合
| CPU | Intel Core i5 (第8世代以降) AMD Ryzen 3000 |
|---|---|
| RAM(=メモリ) | 8GB |
| ディスク空き容量 | 85GB(コア:1.5GB) |
ただしこれは最低限なので、快適な動作を求めるならもう少し上のスペックが必要です。
本記事では公式発表に基づくCubase15の動作に最低限必要なパソコンスペックとおすすめのスペック、さらに動作環境を満たすおすすめのパソコンを紹介します。
- Cubase15の動作に必要なパソコンスペック
- おすすめのスペック・パソコン
Cubase15の最低動作環境

Cubase15の公式発表されている動作環境についてまとめます。
管理人Steinberg日本語公式は誤植があるみたいなので、英語版サイトやヤマハの発表などで確認しています。
Windowsでの最低動作環境
Windowsでの最低動作環境は以下の通りです。
| OS | Windows 10 または 11 (64bit) |
|---|---|
| CPU | Intel Core i5 (第8世代以降) AMD Ryzen 3000 |
| CPUコア | 4以上 |
| RAM(=メモリ) | 8GB |
| ディスク空き容量(コアインストール) | 1.5GB |
| ディスク空き容量 | 85GB |
| ディスプレイ解像度 | 1440×900ピクセル |
| グラフィック minimum | Windows 10対応グラフィックボード |
| グラフィック | AMD R, RX シリーズ以降 NVIDIA Series 700 以降 |



特に重要なのはCPUとRAM(メモリ)です。
下回ると正しく動作しない(カクつく、ノイズが入る、再生できないなど)可能性が高いです。
Cubase14から15へのアップデートにあたり、ディスクの必要空き容量は80GBから85GBに引き上げられています。
ただし「ディスク空き容量」はProですべてのプラグイン・ソフト音源・サンプル音源をインストールした時の数値であり、下位グレードの場合や必要な物だけをインストールする場合は85GBよりも減る可能性があります。
Macでの最低動作環境
MacでのCubaseの最低動作環境は以下の通りです。
| OS | macOS Sequoia macOS Sonoma macOS Ventura |
|---|---|
| Apple シリコン | Native App Rosetta 2 App |
| CPU | Intel Core i5 (第8世代以降) Apple silicon |
| CPUコア | 4以上 |
| RAM(=メモリ) | 8GB |
| ディスク空き容量(コアインストール) | 1.5GB |
| ディスク空き容量 | 85GB |
| ディスプレイ解像度 | 1440×900 |
| グラフィック | Metal対応グラフィックカード |
「推奨スペック」ではなく「最低スペック」
WindowsとMacでそれぞれ示したスペックは「最低スペック」であって「推奨スペック」ではありません。



Steinbergの動作環境ページ(https://www.steinberg.net/ja/system-requirements/)のURLの「requirements」は辞書的な意味だと「必要条件」「要求するもの」ですね。
Cubase開発元のSteinbergが「Cubaseを使うには最低限これだけのスペックを用意してね」と要求しているスペックなのです。
動作環境は全グレード(Pro・Artist・Elements・AI・LE)で同じ
Cubase15の最低動作環境はすべてのグレードで同じです。
ただしグレードが上がれば使えるトラック数やプラグイン・機能が増えてできることが増え、結果的に高スペックのパソコンが必要になるともいえます。
動作環境記載のスペックの見方


動作環境を見る際のポイントを解説します。
CPU・メモリ・ストレージの各パーツがDTMでどんな働きをするのか詳細に知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
CPU…数字が大きいほど高性能
CPUはメーカー名・ブランド名で「Intel Core i5」「AMD Ryzen 5」などのように区別されますが、末尾の数字が大きいほど性能が高いです。


加えて発売された年による「世代」という区別もあり、新しいほど性能は高いです。
Intel Coreは「Ultra」(iシリーズは第14世代で終了)、AMD Ryzenは9000シリーズが最新です。
Coreシリーズ最新機種「Intel Core Ultra」について
Intel Core iシリーズは第14世代で終了し、後継として「Intel Core Ultra」シリーズが発売されました。
現時点でCore Ultraシリーズは「Ultra 5/7/9」が発売されていて、おおむねi5/7/9に対応しています。



世代はリセットです。
Core Ultraシリーズの大きな特徴としてAI処理に特化した「NPU」という部品を搭載していることが挙げられ、Core Ultraシリーズを搭載したパソコンの多くは「AI PC」として販売されています。
しかしNPUを利用するためにはAIを使用するソフトウェア側がNPUに対応している必要があり、DAWやプラグイン、歌声合成ソフトで対応しているものは今のところほとんどありません。



Cubase15新機能のAIステム分離も、NPUは使ってないみたいです。
長く使い続けるつもりでCore Ultraシリーズを購入するという考え方もありますが、個人的にはまだCore iシリーズの第13~14世代で様子を見てもいいのではないかと思います。
メモリ(RAM)…大きいほど強力
メモリ(RAM)は8GB、16GBのように容量で比較します。
メモリの容量が大きいほど、CPUが高い性能を発揮できます。
ストレージ…大きいほどたくさん保存できる
ストレージはデータを保存できる量であり、こちらも数字が大きいほどたくさんのデータを保存できます。
Cubase15のストレージ要求量は85GBとなっていますが、これはCubaseとプラグインのデータを保存するために必要な容量です。
実際には作った楽曲のプロジェクトデータや録音データ・外部プラグインのデータ・書き出した音源なども保存する必要があるので、85GBよりもはるかに大きい容量が必要です。
Cubase15のおすすめスペック


Cubase15公式の動作環境を踏まえた、おすすめのパソコンスペックを紹介します。
安定した動作を求めるなら最低スペックより1ランク上がおすすめ
Cubase公式発表のスペックは、「最低限の動作が保証されている」というスペックになります。



「最悪これだけあればマトモに動くよ」ですね。
安定したCubaseの動作を求めるなら、発表より1ランク上のスペックのパソコンを選ぶと安心です。
おすすめのスペックは以下の通りです。
- CPU…Intel Core i7
- メモリ…16GB
- ストレージ…内部SSDで1TB程度
このスペックがあれば安心してCubaseを使えます。
Cubase15におすすめのパソコン


Cubase15におすすめのパソコンを紹介します。
WindowsとMacを紹介しますが、基本的にWindowsの方がおすすめです。



プラグインなどでWindowsのみのものもあるので、迷ったらWindowsを選ぶのが無難です。
Cubase15におすすめのWindows
WindowsでCubaseを使うなら、BTOでデスクトップパソコンを選ぶのがおすすめです。
BTOはBuild to Orderの略で、自分で選んだパソコンパーツをパソコン専門店が組み立ててくれるという買い方です。



大手パソコンメーカーの製品より安く買える、好みのパーツにカスタマイズできるというメリットがあります。
管理人のおすすめメーカーはマウスコンピューターです。
マウスコンピューターは3年間の無償修理、24時間365日受付のサポートのほか、注文した品を設置し、インターネット設定などをしてくれるサービスなどもオプションで付けられます。
ノートパソコン(非推奨)
DTMレッスンや自宅外での録音、ライブパフォーマンスなどでパソコンを持ち歩く必要があるなら別ですが、以下の理由からノートパソコンはおすすめしません。
- 排熱の効率が悪く、負荷の高い作業をすると熱によりパソコンの劣化が早まる
- 処理落ちしやすい
- ファンの音がうるさく、音の出る作業に集中できない
- 画面が小さく、操作がしにくい
- USBポートが足りない
予算を抑えた上で推奨スペックを満たしたいなら、mouse A5-I7U01BK-Aが使えそうです。
10万円以内におさめたいなら、スペックは落ちますがLenovo IdeaPadが実際に使って良かったのでおすすめです。
Cubase15におすすめのMac
MacでもCubaseは使えます。他のMac専用ソフトを使いたいときなどはMacでも構いません。



Logic ProなどMac専用のDAWもあるので、いろいろなDAWを使う予定があるならMacもよいかもしれません。
MacといえばiMacやMacBookのイメージがありますが、音響機器(オーディオインターフェースやMIDIキーボードなど)をつなぐためのUSB-Aポートがないのでおすすめできません。
推奨スペックをクリアして快適にCubaseを使おう-まとめ


Cubase15の最低動作環境とおすすめスペック、おすすめのパソコンを見てきました。
最低スペックとおすすめスペックをまとめます。
| 最低スペック | おすすめスペック | |
|---|---|---|
| CPU | Intel Core i5 AMD Ryzen Apple silicon | Intel Core i7 |
| メモリ | 8GB | 16GB |
| ストレージ | 80GB | 1TB |
設備を整えて、ストレスなく音楽制作に取り組んでいきましょう。
\迷ったらこれ/










