SpliceとLoopcloudを比較!便利にサンプル音源を使えるのはどっち?

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SpliceとLoopcloudを比較!便利にサンプル音源を使えるのはどっち?
こんなお悩みありませんか?
  • サンプル音源をダウンロードできるサイトを探している
  • SpliceとLoopcloudはどっちがいいんだろう?

SpliceとLoopcloudはどちらもサブスク制のサンプル音源配信サイトですが、料金や提供されているサービスが違い、どちらを利用したらいいか悩むと思います。

その他のサービスの充実や料金のわかりやすさからSpliceをおすすめしますが、Loopcloudもサンプルの探しやすさなどで良さがあります。

本記事では、料金・機能など様々な面からSpliceとLoopcloudを比較していきます。

この記事でわかること
  • SpliceとLoopcloudの料金比較
  • SpliceとLoopcloudの機能比較
目次

SpliceとLoopcloudの料金比較

SpliceとLoopcloudの料金

SpliceとLoopcloudはどちらもサブスク制で、月額料金を支払うことで利用できます。

加入しているプランに応じて月に1度クレジット(サービス内通貨)が付与され、サンプル音源と引き換えできるという形式も共通しています。

Spliceの料金プラン

下の表はSpliceの料金プランです。

Sounds+CreatorCreator+
月額料金(消費税含まず)12.99ドル19.99ドル39.99ドル
消費税を含めた料金
(日本円換算)
14.29ドル
(約2,100円)
21.99ドル
(約3,200円)
43.99ドル
(約6,400円)
毎月もらえるクレジットの数100200500
サンプル音源1つ当たりの料金約21円約16円約13円
為替レートは2024年6月28日のものを参考にしています。
Sounds+CreatorCreator+
月額料金(消費税含まず)12.99ドル19.99ドル39.99ドル
消費税を含めた料金
(日本円換算)
14.29ドル
(約2,100円)
21.99ドル
(約3,200円)
43.99ドル
(約6,400円)
毎月もらえるクレジットの数100200500
サンプル音源1つ当たりの料金約21円約16円約13円
為替レートは2024年6月28日のものを参考にしています。

Spliceのサンプルは1つにつき1クレジット、MIDIデータ・シンセプリセットは1つにつき3クレジットかかります。

Loopcloudの料金プラン

次に、Loopcloudの料金プランを表で見てみます。

ArtistStudioProfessional
月額料金(消費税含む)795円1,395円2,495円
毎月もらえるクレジットの数100300600
サンプル音源1つ当たりの料金(1サンプル2クレジットで計算)約16円約9円約8円
ArtistStudioProfessional
月額料金(消費税含む)795円1,395円2,495円
毎月もらえるクレジットの数100300600
サンプル音源1つ当たりの料金(1サンプル2クレジットで計算)約16円約9円約8円

Loopcloudのサンプルは1つにつき1~12クレジットかかり、サンプルによってかかるクレジットが異なります。

均一価格でわかりやすいのがSplice、少額で始めやすいのがLoopcloud

SpliceとLoopcloudの料金プランについて見てきましたが、サンプル音源1つ当たりの料金を比べてみます。

下位プラン中位プラン上位プラン
Splice約21円約16円約13円
Loopcloud約8~96円約5~56円約4~50円
為替レートは2024年6月28日のものを参考にしています。
下位プラン中位プラン上位プラン
Splice約21円約16円約13円
Loopcloud約8~96円約5~56円約4~50円
為替レートは2024年6月28日のものを参考にしています。

Loopcloudの方が月額料金は安いですが、サンプル音源の価格に幅があり必ずしも安く使えるとは限りません

Spliceは一律で1クレジットなのでわかりやすいです。

管理人

少額で試してみたい人はLoopcloud、サンプル当たりのクレジット数を気にせず使いたい人はSpliceが適していますね。

またLoopcloudはサンプルパックの現金購入にも対応していますが、Spliceはポイントの追加購入のみです。

 ⇒Spliceはこちら

 ⇒Loopcloudはこちら

SpliceとLoopcloudの日本語対応状況

SpliceとLoopcloudはどちらも国外のサービスです。

日本語対応状況について比較します。

Spliceは日本語非対応、支払いも米ドル

Spliceはすべてのページで日本語には対応していません。

支払いも日本円ではなく米ドルで価格が決められています。

管理人

為替レートで値段が変わります。

Loopcloudは公式サイトは日本語非対応、支払いは日本円

Loopcloudは、公式サイトは日本語に対応していません。

管理人

日本語の公式案内サイトがあるだけです。

しかし支払いは日本円に対応しています。

SpliceとLoopcloudのサンプルの探しやすさ

SpliceとLoopcloudのサンプルの探しやすさ

SpliceとLoopcloudの公式サイトのUIの使いやすさについて考えてみました。

Spliceはさまざまなサービスがあるので音源にたどり着きにくいかも

Spliceのトップページ

SpliceはRent-to-OwnやCreateなど、サンプル音源配信以外にもさまざまなサービスを行っているせいもあり、最初の画面でどこをクリックするとサンプル音源を探せるのかわかりにくい面があります。

管理人

慣れれば便利に使えますが、最初は難しいかもしれません。

音源を探すには、左上のメニューから、「Sounds」のページに移動する必要があります。

Splice Soundsのページ

Loopcloudの方が音源を探しやすいかも

Loopcloudのトップページ

一方Loopcloudはトップページがサンプルを探す画面になっています。

一番上に検索窓があり、すぐにサンプルを探せます。

SpliceとLoopcloudについてくるプラグイン

SpliceとLoopcloudについてくるプラグイン

SpliceとLoopcloudには、プランに加入すると使えるプラグインがあります。

Spliceはプランに応じて3種類、有料でプラグインを借りるサービスも

Spliceの公式サイトから無料でダウンロードできるプラグインは、Sounds+プランで1つ、Creator/Creator+プランで3つです。

  • Splice Bridge…SpliceのデスクトップアプリとDAWの連携に役立つ
  • Astra(Creator/Creator+)…シンセサイザー
  • Beatmaker(Creator/Creator+)…シーケンサー

AstraとBeatmakerのプリセットはSpliceで多数販売されているので、プリセットとともに使いたいときに役立ちます。

また、高額のプラグインやDAWを毎月少額支払うことで「借りる」ことができるサービス、「Rent-to-Own」も用意されています。

管理人

私はプリセットが最も多く販売されているプラグインシンセ「Serum」をRent-to-Ownで使い、気に入ったので購入しました。
他にもOzoneなど、有名どころのプラグインが使えます。

Rent-to-Ownで使えるプラグインは100以上あり、サンプルダウンロードの有料プランに入らなくても使うことができます。

 ⇒Spliceはこちら

Loopcloudは4種類、キャンペーンでもらえるプラグインも

Loopcloudの公式サイトから無料でダウンロードできるプラグインは4つあります。

  • Loopcloud Sync…Loopcloudのデスクトップアプリでシンセプリセットの音を聞きながらDAWで使える
  • Loopcloud Sounds…Loopcloudのサンプル音源をDAW上で再生できる
  • Loopcloud DRUM…シーケンサー
  • Loopcloud Play…シンセサイザー
管理人

Spliceのプラグインに比べて、LoopcloudのプラグインはDAWとよりシームレスに使える印象を受けました。
クレジットの使いすぎに注意ですね。

キャンペーンで有料のプラグインのクーポンコードをもらえることもあるようです。

Loopcloudは同じ系列のPlugin BoutiqueでRent-to-Ownのサービスを行っていますが、扱っているプラグインはSpliceの方が多いです。

 ⇒Loopcloudはこちら

SpliceとLoopcloudのその他のサービス

SpliceとLoopcloudのその他のサービス

SpliceとLoopcloudは、サンプルダウンロードやプラグインの他にも独自のサービスを提供しています。

Spliceの「Create」

Spliceには、「Create」というAIがループ音源を組み合わせてくれるサービスがあります。

Splice Create

ジャンルを選ぶだけでサンプルの調とリズムを調整し、そのままダウンロードできます。

Loopcloudのクラウドストレージ

Loopcloudはダウンロードした音源を専用のクラウドストレージに保存できるので、パソコンの容量を圧迫しません。

別の端末からでも使うことができます。

おすすめはSpliceだけど、Loopcloudも良い-まとめ

おすすめはSpliceだけど、Loopcloudも良い-まとめ

ここまでSpliceとLoopcloudを様々な面から比較してきました。

比べて分かったことをまとめます。

  • 料金…一律でわかりやすいのがSplice、プランを少額から始められるのがLoopcloud
  • 日本語対応…どちらもなし
  • サンプルの探しやすさ…Loopcloudの方が探しやすいかも
  • 特典プラグイン…どちらも似たような機能、Spliceはプランが限られる
  • その他の機能…「Create」が使えるSplice、専用クラウドにサンプルを保存できるLoopcloud

調べて思ったのは、「正直どっちでもいいかも…」ということです。

Spliceの総サンプル数は公表されていませんが数百万点、Loopcloudは400万点とされており、特定のレーベルの物を使いたい場合以外はどちらも「使いたい音が見つからない」ということもなさそうです。

管理人

私はCreate機能を使いたいのでこれからもSpliceを使います。

どちらもトライアル期間が設けられているので、ぜひ試して好きな方を使ってみてください。

 ⇒Spliceはこちら

 ⇒Loopcloudはこちら

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