DTMをしていて音の再生時に「プツプツ…」というノイズが入るときがあります。
そのままだと音がとても聞きづらく、作業ができませんよね。
パソコンに負荷がかかっているときに発生しやすいですが、接続トラブルでも発生する場合があります。
この記事ではプツプツというノイズのCubaseにおける対処法を紹介します。
ノイズでお困りの方はぜひ参考にしてください。
設定次第で快適にDTMができるようになりますよ!
パソコンに負荷がかかってノイズが発生しているとき
ノイズが発生するときに、パソコンのタスクマネージャーを開いてみてください。
CubaseのCPU使用率が高い場合は、パソコンに負荷がかかっていることがノイズの原因だと考えられます。
以下の3つの方法が有効です。
バッファサイズを上げる方法
事前に読み込むデータの量を大きくして、処理を軽くする方法です。
出てくるウィンドウの真ん中あたりにあります。
録音・再生時などに遅延が発生する可能性があるのでご注意ください。
データを小さくする方法
HALion Sonicを立ち上げたトラックなどのインストゥルメントトラックはデータの量が大きいです。
データを小さくする方法です。
インストゥルメントトラックをオーディオトラックに変換する
もう出来上がっていて、MIDIデータの編集はしないトラックがあるときに試してほしい方法です。
小節数の数字の上にカーソルを持っていくとポインターがペンになるので、その状態でなぞる、もしくはロケーターをドラッグすることで指定ができます。
余韻があるので少し長めに設定しましょう。
「Stereo Out」を選択するとすべてのトラックが1つのオーディオデータとして書き出されます。
フリーズ機能を使う
こちらもオーディオ書き出しと同じくMIDIデータの編集をできなくする操作です。
こちらはボタン操作で元の編集できる状態に戻せるのでおすすめです。
イベントに鍵マークがついていれば、編集ができなくなっています。
解除するにはもう一度同じ雪マークをクリックして、「フリーズファイルを保持」を選択してOKを押します。
パソコンに負荷がかかっていないのにノイズが鳴るとき
CPU使用率が低いのにノイズが鳴るときがあります。
その場合は、Cubaseを閉じて一旦オーディオインターフェースの接続を切り、別の機器(内蔵スピーカー)などに接続してからもう一度接続すると直る場合があります。
「スタジオ」→「スタジオ設定」から「コントロールパネル」を開き、「出力ポート」で接続するデバイスを選択します。
デバイスを変更した後は、ツールバー下の「オーディオ出力」から出力先を選択しましょう。
オーディオインターフェースの接続方法はこちらの記事でも詳しく書いています。
まとめ:重さ対策で快適なDTMライフ!
Cubaseでプツプツノイズが発生するときの対処法を4つご紹介しました。
- バッファサイズを上げる
- インストゥルメントトラックをオーディオトラックに変換する
- インストゥルメントトラックをフリーズする
- オーディオインターフェースを再接続する
CPU負荷が原因のノイズは①~③の方法で対処できますが、パソコンのスペックや他に起動しているソフトなども合わせて見直してみるといいかもしれません。
パソコンを見直してからAIを使用するプラグインと併用していますが、④以外のノイズは発生したことがありません。
快適な作業環境を求めるなら、パソコンの見直しが最も有効かもしれません。
スペックでパソコンを選ぶのであれば、BTOで好みや価格でカスタマイズするのがおすすめです。
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また、インストゥルメントトラックは重い傾向にあるので、トラックを作りすぎないことも対策になります。
曲によってはトラック数が物を言う時もありますよね。
こちらの記事で詳しく解説しています。
ノイズ対策をして、快適・高音質で作業しましょう。
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こちらの記事で紹介しています。