- Studio Oneの値段はどれくらい?
- アップデートがあるって聞いたけど、今買っても大丈夫?
Studio Oneの6から7へのメジャーアップデートが行われましたが、Prime・Artistの廃止や値段の改定など多くの変更点があり、今後の展開が気になるところですよね。
またこれからStudio Oneを買おうか迷っている人は、どのタイミングで購入すればよいか悩んでいるかと思います。
本記事では動画やポータルサイトで公式発表された情報をまとめ、今Studio Oneを買う場合の値段を解説します。
- Studio One 7の最新情報
- Studio Oneの買い方・値段
Studio One 7の変更点まとめ
Studio Oneのアップデートを含む告知動画が9/19(上の日本語版動画は9/20)に投稿され、さまざまな新情報が明らかになりました。
Studio Oneの新バージョンは10/10発売
Studio Oneのメジャーアップデートが発表され、新バージョンの「7」は10月10日に発売されます。
動画の元の音声では10月9日と言われていますが、字幕によれば日本時間の10月10日になるようです。
10/10の0時にアップデートしたようです。
ArtistとPrimeは廃止
無料版の「Studio One Prime」とミドルエンドモデルの「Studio One Artist」は廃止されることになりました。
Primeは入手できなくなるだけで使用は可能です。
「Professional」は「Pro」へ、拡張・インストゥルメントが同梱
今までフラッグシップモデルは「Professional」という名称でしたが「Pro」に変更されました。
また今まで別売りだったアドオン・プラグインが同梱されます。
同梱されているアドオン・プラグインと別で購入した場合の値段は以下の通りです。
- Ampire(7,480円)
- Presonus Symphonic Orchestra(12,100円、マイページからDLの必要あり)
- Deep Flight One(12,650円、マイページからDLの必要あり)
- Fat Channel XT(8,228円)
- Presence XT Editor(9,900円)
- Audio Batch Converter(6,160円)
新機能が数か月ごとにリリースされるようになり、1年間は無償
今まで新機能がリリースされるのは約2年ごとのメジャーアップデートの時だけでした。
今後は数か月ごとに新機能がリリースされ、購入から1年間は無償で新機能を使えます。
つまり購入から1年後以降の新機能アップデートには料金がかかるのですね…
Studio One Pro 7の値段は28,000円
Studio One Pro 7の価格は199.99ドルと発表されています。
日本での販売価格は動画内では発表されていませんが、すでにStudio One 6 Professionalが28,000円(税込)で販売されていることから、28,000円になると考えられます。
発売後に確認したところ、やはり28,000円でしたね。
Studio One 6 Professionalの値下げ前の価格は52,800円だったので、24,800円の値下げになります。
クロスグレード版、過去バージョンのProfessional・Artistからのアップデート版はすべて21,000円(税込)です。
8/1以降にStudio One 6 Professionalを購入した人はPro 7を無償で使える
2024年8月1日以降にStudio One 6 Professionalを購入した人は、Studio One Pro 7を無償で使えます。
「最近買ってしまった!」という人への救済措置です。
Studio One 6 Professionalを売っている通販サイトは現在ないので、新しく6の入手はできません。
Studio One 7の新機能
9/25時点では公式サイト で以下の機能がStudio One Pro 7の特徴として紹介されていました。
- ドラッグ&ドロップがより使いやすく
- イマーシブオーディオ(立体音響)編集のためのワークフロー
- Studio One Pro上でDolby Atmosミックスの聞こえ方を確認
- コードトラック
- 内蔵のビートメーカー
- リリックトラック
- UIのカスタマイズ
- 動画の編集
- ライブパフォーマンスへ音源を組み込み
またリリースと同時に目玉となる変更点も発表されました。
- ループベースのトラックメイキングがしやすい「ランチャー」が搭載
ループ音源を組み合わせて作曲するのに適した「ランチャー」機能が使えるようになりました。
- Spliceと連携、Studio One上でサンプル音源を探せるように
サブスク制サンプル音源配信サービス「Splice」と連携し、Studio OneのみでSpliceのサンプル音源を探せるようになりました。
- AIベースのステム分割
オーディオファイルからボーカルなどを分割できる機能が搭載されました。
他にも様々な変更・改善がされています。
個人的に激熱なのはSplice連携です。
Spliceの音源はブラウザやデスクトップアプリでダウンロードして取り込む必要がありましたが、DAWからシームレスに探せるのは驚きです。
Spliceについては以下の記事で解説しています。
Studio Oneを今買うなら公式かRock oN Line・サウンドハウスで
現在Studio One Pro 7はStudio Oneの公式販売サイト 、またはRock oN Line・サウンドハウスで買えます。
PreSonusの対象のオーディオインターフェースを買っても入手できる
PreSonus発売の高価格帯のオーディオインターフェースを買うとStudio One Pro 7(永続ライセンス)を入手できます。
Artist同梱のオーディオインターフェースは買えるがお得感はない
Studio One 6 Artistが同梱になったオーディオインターフェースを買うことで、今から6 Artistを入手することは可能です。
しかし6 ArtistからPro 7のアップグレード価格は21,000円(税込)でPro 7の新規購入と7,000円しか違わないため、Pro 7を安く買うためにあえてArtistを入手する必要性は薄いです。
どうしてもPreSonusのオーディオインターフェースがほしい人以外は、無理して買う必要はないでしょう。
Studio One Pro 7に注目!-まとめ
Studio One Pro 7の値段と最新情報について見てきました。
主な情報をまとめます。
- Studio One Pro 7は日本時間の10月10日発売、値段は28,000円
- Primeの配布・Artistの販売は終了
- 新機能が数か月ごとにリリースされるようになる
- 8/1以降にStudio One 6 Professionalを買った人は無償アップデート
Proに一本化は大胆で驚きました。
最新情報が出次第、当ブログでもお伝えしていきます。