- Amazonでよく見る「OneOdio」はどんなヘッドホン?
- OneOdioのヘッドホンが気になるけど、種類が多くてどれがいいのかわからない
Amazonで人気のモニターヘッドホン・ノイズキャンセリングヘッドホンのブランド「OneOdio」。

私もDTMを始めたばかりのころからお世話になっています!
しかし、商品ラインナップがあまりにも豊富なため、商品によって何が違うのか、どれを選べばいいのかがわかりにくく悩んでしまいますよね。
本記事ではOneOdioがAmazonで販売している全商品を調査し、一覧表で比較しながら違いを紹介します。
- OneOdioヘッドホンの選び方
- OneOdioはコスパがいい
Amazonで買えるOneOdioの製品一覧

現在Amazonなどの通販サイトで購入できるOneOdioのヘッドホンを「マルチ用途の有線ヘッドホン」「音楽制作向けの有線ヘッドホン」「無線対応のヘッドホン」に分類して紹介します。
音楽鑑賞/通話/ゲーム~DJ/DTM向けのOneOdioヘッドホン(有線)
OneOdio Pro-10 / Pro-30 / Pro-50 / Studio Hifi / A71の5機種は、有線接続で、安価ながら日常の音楽鑑賞からDJやモニター用途までを幅広くカバーするヘッドホンです。

「モニターヘッドホン」との記載もありますが、数値スペックを見る限りではDJ用に近そうですね。
型番 | Pro-10 | Pro-30 | Pro-50 | Studio Hifi | A71 |
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商品画像 クリックでAmazonに飛びます | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
Amazonでの通常価格 | 4,599円 | 4,999円~ | 4,999円~ | 4,799円 | 4,899円 |
色展開 | 10色 | 3色 | 2色 | 1色 | 6色 |
ドライバーサイズ | 50mm | 50mm | 50mm | 50mm | 40mm |
片耳モニタリング | 可 | 可 | 可 | 不可 | 可 |
2音源同時再生 | 可 | 可 | 記載なし | 記載なし | 記載なし |
重さ | 約200g | 約200g | 約200g | 記載なし | 約236g |
特徴 | Proの第1世代 | Proの第2世代 イヤーパッドの改善 | Proの第3世代 Pro-30より音質向上 | ||
Amazonで見る | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon |
- 密閉型
- デュアルポート構造(ステレオミニプラグ(φ3.5mm)、標準プラグ(φ6.3mm))
- デイジーチェーン接続可能
- インピーダンス…32Ω
- 周波数範囲…20Hz~40kHz
- 耐入力…1600mW(大音量で使ってもゆがみが少ない)
- ハイレゾ対応
- 折り畳み可
- ヘッドバンド調整可
- 3.5mmマイク付きケーブル、3.5mm-6.35mmカールコードの2本が付属
- 巾着タイプの収納袋が付属
価格や仕様が似ていてどれとは決めがたいところですが、「お手頃価格で音楽制作にも使えるヘッドホン」がほしい人にはOneOdio Pro-10がおすすめです。


4年間使っています。
見た目的には劣化もありますが、まだまだ元気です!
音楽制作(モニター)向けのOneOdioヘッドホン(有線)
OneOdio Monitor60 / Monitor80は、音楽制作用に作られた高価格帯の製品です。
型番 | Monitor60 | Monitor80 |
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Amazonでの通常価格 | 9,980円 | 12,950円 |
色展開 | 2色 | 1色 |
形式 | 密閉型 | 開放型 |
ドライバーサイズ | 50mm | 40mm |
インピーダンス | 38Ω | 250Ω |
周波数範囲 | 20Hz~40kHz | 10Hz~40kHz |
高耐入力 | 1,600mW | 1,000mW |
イヤーパッド | PUレザー | ベロア起毛素材 |
折り畳み | 可 | 可 |
2音源同時再生 | 対応 | 記載なし |
付属ケーブル | 6.35mm-3.5mmカールコード, 3.5mmマイク付きケーブル, 3.5mmオーディオケーブル | 3.5mmオーディオケーブル, 3.5mm-6.35mmカールコード |
付属ケース | 袋(巾着タイプ) | ハードケース |
マイク | ケーブルに内蔵 | なし |
重さ | 約260g | 約298g |
特徴 | スペック的にはDJ用の特徴に近い | 高インピーダンス・低周波をカバーしていて、よりモニター用途に適している |
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- デュアルポート構造(ステレオミニプラグ(φ3.5mm)、標準プラグ(φ6.3mm))
- ハイレゾ対応
- 片耳モニタリング可能
- ヘッドバンド調整可能
本格的なモニターヘッドホンを検討している人にはOneOdio Monitor80がおすすめです。
OneOdioの製品の中では唯一の開放型ヘッドホンで、数値スペックでもモニター用途に特化したつくりになっていることがわかります。

ただしMonitor80は高インピーダンスヘッドホンのため、使用するときにはヘッドホンアンプやDAC、オーディオインターフェースなどの機器が必要になります。

インピーダンスが高いと音の解像度などが向上しますが、その分高い電圧が必要になり、そのまま接続すると音が小さくなってしまいます。
DTMで使うならオーディオインターフェースが便利ですが、出力スペックが足りないものもあるので注意が必要です。
インピーダンスが250Ωのヘッドホンを使うには、最低20mW、できれば50mW以上のヘッドホン出力があるオーディオインターフェースが必要とされています。
例えばSteinberg UR22Cは最大出力が100mWのため使えそうですが、YAMAHA AG03MK2は最大出力が6mWのため出力が足りない可能性が高いです。


Monitor60については、以下の記事で詳しくレビューしています!
ワイヤレスのOneOdioヘッドホン
OneOdioには日常の音楽鑑賞に便利なワイヤレスタイプのヘッドホンもあります。
型番 | Pro C | A70 | A5 | A10 |
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Amazonでの通常価格 | 5,899円 | 5,980円 | 8,999円 | 10,980円 |
色展開 | 5色 | 7色 | 3色 | 2色 |
ドライバーサイズ | 50mm | 40mm | 40mm | 40mm |
周波数範囲 | 20Hz~40kHz(有線)、20Hz~20kHz(無線) | 20Hz~40kHz(有線)、20Hz~20kHz(無線) | 20Hz~40kHz | 20Hz~40kHz |
ハイレゾ対応 | 対応(有線のみ) | 対応(有線のみ) | 対応(無線/有線) | 対応(有線のみ) |
Bluetoothバージョン | 5.2 | 5.2 | 5.4 | 5.0 |
対応コーデック | SBC / AAC | AAC / LDAC | SBC / AAC / LDAC | AAC / LDAC |
アクティブノイズキャンセリング | 非対応 | 非対応 | 対応(有線も対応) | 無線のみ対応 |
連続再生時間 (ノイキャンなし) | 110時間 | 72時間 | 75時間 | 62時間 |
連続再生時間 (ノイキャンあり) | 非対応 | 非対応 | 45時間 | 45時間 |
充電時間 | 4~5時間 | 10分で2時間 | 10分で10時間 | 2.5時間、15分で4時間 |
外音取り込み | 非対応 | 非対応 | 対応 | 対応 |
有線接続端子 | 3.5mmジャック | ステレオミニプラグ(φ3.5mm)、標準プラグ(φ6.3mm) | type-c | 3.5mmジャック |
デュアルポート構造 | 非対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 |
付属品 | 3.5mmマイク付きケーブル、充電ケーブル | 3.5mmマイク付きケーブル、6.35mm-3.5mmカールコード、充電ケーブル | 充電ケーブル | 3.5mmオーディオケーブル、充電ケーブル |
付属ポーチ | 袋 | 袋 | なし | ハードケース |
片耳モニタリング | 対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 |
マイク | ケーブルに内蔵 | 内蔵/ケーブルにも内蔵 | 内蔵 | 内蔵 |
重さ | 約255g | 約220g | 約265g | 約295g |
特徴 | 安心のバッテリー容量 | 低価格・有線シリーズの機能に無線をプラス | 低遅延モード搭載 有線でも無線でも最高音質 | |
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- 密閉型
- マルチポイント機能(1台のヘッドホンで2つのデバイスに同時接続)
- ヘッドバンド調整可能
- 折り畳み可能

A10は2022年、A5は2024年に発売されました。
A5は機能を強化しながらも価格ダウンしたんですね。
外でも快適に音楽を楽しみたい人には、Bluetooth接続でのハイレゾ対応やノイズキャンセリング・外音取り込み機能搭載のOneOdio A5が最もおすすめです。

OneOdioのヘッドホンの特徴

日常の音楽鑑賞から音楽制作用まで幅広くラインナップしているOneOdioのヘッドホンですが、共通する特徴を紹介します。
デュアルポート構造(2タイプ端子で様々な機器に接続できる)
ほとんどの有線タイプのOneOdioヘッドホンは、φ3.5mmのステレオミニプラグとφ6.3mmの標準プラグの両方の端子からの入力を受け付ける「デュアルポート構造」を採用しています。

多くの製品にはケーブルが2本以上付属しているので、使いたい機器のイヤホンジャックに合わせて柔軟に接続方法を選べるのが魅力です。

手持ちのケーブルが少ないDTM初心者に優しい
デイジーチェーン接続・両耳独立再生を搭載したモデルも
機種によっては、デュアルポート構造を活かした珍しい機能も搭載されています。
機能 | 機能解説 | 搭載モデル |
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デイジーチェーン接続 | 複数のヘッドホンを連結して同じ音源を共有できる 複数人で音楽や映像を鑑賞するとき・音楽制作をするときに便利 (説明書などでは「シェアポート機能」と記載) | Pro-10 Pro-30 Pro-50 Studio Hifi Monitor60 Monitor80 A70 A71 |
2音源同時再生 | 左右のポートに別々の音源を接続すると、2つの音源を同時に聴ける 元音源を聞きながらの耳コピや、伴奏を聞きながらの楽器練習に便利 | Pro-10 Pro-30 Monitor60 |
コスパがよい
OneOdioの製品はヘッドホンでは安い価格帯に当たりますが、価格と音質・機能などを考えるとかなりバランスが取れていると言えそうです。
Amazonのレビューでも、「価格を考慮すれば合格」というような意見が目立っています。
Amazonの推薦ラベルを多数獲得
OneOdioの製品はAmazonの推薦ラベルを複数(以下は2025/2/26時点、随時変更あり)獲得しています。
- ベストセラー1位(DJ用ヘッドホン)… Pro-10
- Amazonおすすめ(イヤホン・ヘッドホン本体)… Pro-50
- Amazonおすすめ(オーバーイヤーヘッドホン)… Monitor 60
- Amazonおすすめ(モニターヘッドホン)… A70
「Amazonおすすめ」は検索ワードごとにAmazonが独自の基準で付与していて、必ずしも品質が良い・用途に合っているとは限らないので注意が必要です。
とはいえ販売者が直接申請することはできないため、Amazonや利用者から一定の評価を受けていることがわかります。
OneOdioヘッドホンに関するよくある質問

OneOdioのヘッドホンに関するよくある質問を集めました。
自分に合ったOneOdioヘッドホンを見つけよう-まとめ

- OneOdioのヘッドホンは幅広い価格帯・機能のラインナップがあるが、分類すると以下の通り
- DJ用に強く、オールラウンドに使える低価格帯(Pro-10 / Pro-30 / Pro-50 / Studio Hifi / A71)
- 音楽制作に特化した高価格帯(Monitor60 / Monitor80)
- Bluetooth対応タイプ(Pro C / A70 / A5 / A10)
- 中国系のメーカーだが「コスパがよい」と一定の評価を受けている
- 付属品や便利機能が充実

デュアルポート構造やデイジーチェーン接続、2音源同時再生は一見謎機能ですが、たまにめっちゃ役に立つので大好きです。
「怪しいかも?」と思うかもしれませんが、DTMを始めてすぐのころからOneOdioのヘッドホンを使い続けている私がおすすめします。
ぜひOneOdioのヘッドホンで、コスパの高いリスニング体験をしてみてください!