- GUMIの声でボカロ曲を作ってみたい
- どのソフトを買えばいいのか分からない…
- そもそもボカロ曲を作るには何が必要なの?
この記事ではGUMIの声で曲作りをしたい人向けに、どのソフトを使うのがおすすめか解説していきます。
- GUMIの曲を作るのに必要なソフト
- 管理人おすすめのソフト
GUMIを歌わせてみたい人はぜひ参考にしてください!
GUMI(Megpoid)とは?
GUMIとは、「Megpoid」という音声データベースを使ったバーチャルシンガーの名前です。
いわゆる「ボーカロイド」の1人で、初期から人気のあるキャラクターです。
歌手・声優の中島愛さんの声をもとに作られています。
GUMIが歌っている有名な曲としては「モザイクロール」や「十面相」、最近の曲だと「KING」などがあります。
GUMIの声でボカロ曲を作るには何が必要?
ボカロ曲作りには、以下の3つのソフトが必要です。
- DAW(Digital Audio Workstation)
- ボイスバンク
- 歌声合成ソフト
DAW(Digital Audio Workstation)
DAWはパソコン上で音楽を作ったり、録音したりするのに使うソフトです。
伴奏を作るのに必要な他、ミックス(音量や音色などを調整すること)の作業にも必要です。
有料の物も無料の物もたくさん種類がありますが、VST(もしくはAU)という規格に対応しているものであれば、これから紹介する歌声合成ソフトと連動させて使うことができます。
私はCubase Pro 13を使用しています。
また、歌声合成ソフトの特典として無償版のDAWが付属している場合もあります。
ボイスバンク
ボイスバンクとは、ボーカロイドの歌声のデータが入ったソフトです。
音声データだけなので、ボイスバンクのみを買っても曲は作れません。
ボイスバンクによって使える歌声合成ソフトが決まっているので、単独で買う場合は注意が必要です。
初めてボイスバンクを買うなら、歌声合成ソフトとセットになったものを買うのがよいでしょう。
Megpoidにおいては、「AI Megpoid」が最新版バージョンになります。
歌声合成ソフト
歌声合成ソフトとは、ボイスバンクのデータを編集して実際に歌わせるためのソフトです。
選ぶポイントで1番大事なのは、使いたいボイスバンクが対応しているかどうかです。
GUMIの声が使える歌声合成ソフトはどれ?
GUMIを歌わせるにはどの歌声合成ソフトが良いのでしょうか。
2024年8月現在、GUMIのボイスバンクが使えるのは以下の3つです。
- VOCALOID6 Editor
- Piapro Studio
- Synthesizer V Studio
VOCALOID6 Editor
VOCALOID6 EditorはYAMAHAが開発している歌声合成ソフトです。
AIが搭載されており、歌詞と音階を入力するだけで人間の歌い方に近い歌を歌ってくれます。
AI Megpoidのスターターパックに同梱されています。
私は最初にこちらを買いましたが、歌い方にやや難ありと感じるときがあり現在はSynthesizer V AI Megpoidを使っています。
ABILITY 4 SEというDAWが付属しているので、これからソフトを揃えるという方はスターターパックを購入すれば音楽制作が始められます。
2024年7月4日に「Megpoid SOLID」が発売
2024年7月4日に、VOCALOID6対応の新しいボイスバンクとして、「VOCALOID6 Voicebank AI Megpoid SOLID」が発売されました。
これでMegpoidはVOCALOID6の無印とSOLID、Synthesizer Vの3択になりました。
Piapro Studio
Piapro Studioは、クリプトンが発売したボイスバンク(初音ミクなど)に同梱されている歌声合成ソフトです。
単独では販売されていません。
Piapro Studioでは旧バージョンである「VOCALOID™3 Megpoid」「VOCALOID4 Megpoid V4」が使えますが、最新バージョンである「VOCALOID6 AI Megpoid」には対応していません。
これからGUMIを使いたい方が無理してPiapro Studioを使うメリットはあまりありません。
Synthesizer V
Synthesizer VはDREAMTONICSが開発している歌声合成ソフトです。
AIを搭載しており自然な歌声が魅力のソフトです。
VOCALOID6版とボイスバンクは共通ではないので、すでにVOCALOID6 AI Megpoidを持っている方もボイスバンクを買う必要があります。
こちらもABILITY 4 SEが付属しています。
管理人がSynthesizer Vをおすすめする理由
これからMegpoidを使いたいという方には、私はSynthesizer Vをおすすめします。
なぜなら以下の理由が挙げられるからです。
- 歌い方がより自然
- 生成されたデータの調整が簡単
- 流行しているボイスバンクに対応し、今後も期待できる
3がポイントです。
他のボイスバンクを使いたくなった時はボイスバンクだけを購入すればよいので、出費が最小限で済みます。
ただし、VOCALOID6では今後「初音ミクV6 AI」の発売が予定されているので、初音ミクも使いたいという方はVOCALOID6版を選んでもよいでしょう。
個人的なおすすめはSynthesizer V-まとめ
GUMIを歌わせるために必要なソフトについて見てきました。
必要なソフトをもう1度まとめます。
- DAW(Digital Audio Workstation)
- ボイスバンク
- 歌声合成ソフト
歌声合成ソフトについては、Synthesizer VとVOCALOID6 Editorのほぼ2択です。
歌い方の好みや他に使いたいボイスバンクとの兼ね合いで決めましょう。
個人的にはSynthesizer V AI Megpoidをおすすめします。