Cubase13発売!アップデート方法や新機能、使用感をレビュー!

Cubase13発売!アップデート方法や新機能、使用感をレビュー! DAW
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とうとうCubase13が発売されましたね!

私はCubase12からCubaseを使い始めたので、初めてのアップデートにとてもわくわくしています!
その反面、以前のバージョンからのアップデート方法や使用感などの変化が気になりました。

この記事では、実際にCubase13を使ってみてわかったことや、以前のバージョンからのアップデート方法などを書いています。

管理人
管理人

Cubase13にアップデートするか迷っている方はぜひ参考にしてください!

管理人はCubase Artist 13を使用しております。
Pro、Elementsとは表示が異なる場合がありますのでご注意ください。

Cubase13の新機能

Cubase13 のアップデートでは、様々な新機能が追加されました。

その中で、特に私が気になった機能を紹介します。

比較のためCubase12の画面を緑枠、Cubase13の画面を赤枠で表示しています。

コードパッド機能がグレードアップ

Cubase12ではコードパッドはこのような画面でした。

Cubase12コードパッド

選択したコードをドラッグ&ドロップで入力できる、このままでも大変便利な機能だったのですが、このコードパッドがCubase13では大幅に強化されました。

Cubase13コードパッド

選択項目が多い……!

まずパッドの部分ですが、選択したコードに対する他のコードの関係がパッド下部にラインで表示されるようになりました。

赤<黄<緑<無色 の順で、違和感のないコード進行を作りやすいです。

これだけでも曲作りに大いに役立ちそうですが、追加された右側のパネルにも注目です。

コードエディター

コードがすぐに編集できるように変更されました。

また、上の<>マークで表示するメニューを切り替えることができます。

Cubase13五度圏

Cubase12では別ウィンドウで表示していた五度圏のChord Assistantをパネルに表示させることもできます。

Cubase13コードリスト

さらに、選択したコードの次に現れやすいコードと、その進行を含むコード進行のリストが表示されるようになりました。

範囲選択がキーエディターでも使えるように

範囲選択

今までトラックの編集でしか使えなかった範囲選択ツールが、キーエディタ(ピアノロールのパネル)でも使えるようになりました。

範囲選択
こうして
範囲選択あと
こう

選択した区間に完全に含まれるノートすべてが選択できます。

オーケストラ音源「Iconica Sketch」

Iconica Sketch

HALion Sonicで選択できる音源に、オーケストラの楽器34種類の音を収録した音源「Iconica Sketch」が追加されました。

オーケストラの音に忠実な音色、スタッカートやピチカートなどの奏法の表現が可能になりました。

ボーカル特化プラグイン「VocalChain」

VocalChain

プラグインエフェクトに、ボーカルの調整に特化した「VocalChain」が追加されました。

ボーカルの調整にかかわるエフェクターが集約されています。

UIの変更

トラックのパネルを例に挙げると、Cubase12では以下のような表示でした。

Cubase12トラック

Cubase13では以下のような表示に変わりました。

Cubase13トラック

個人的には、Cubase13の表示の方がすっきりしていて好みです。

また、もしかしたら私だけかもしれませんが、Cubase12ではプロジェクトを閉じたときに画面上部のメニューが残り、×を押してもなかなか消えないのがなんとなく邪魔でした。

なんかじゃまなやつ

Cubase13ではスタートメニューが表示されるように変更され、閉じるまでにタイムラグもなくなったので快適だと感じました。

Cubaseの終了

Cubase13 Artistを実際に使ってみた感想

ここまでCubase13を実際に使いながら新機能を紹介してきました。

私が一番便利だと感じたのは、コードパッドの機能追加です。
コード進行が覚えられなくて困っている和音弱者初心者にとって、コード進行を教えてくれるのは非常にうれしい機能です。

また、Iconica Sketchも質のいい音源だったので、特にオケ系の曲を作る方は重宝すると思います。

12と比べて、操作に違和感のある点はありませんでした。

12で作ったプロジェクトも、13で問題なく編集できます。

Inspector・チャンネル

強いて言えば、Inspectorタブに変更があり、「チャンネルタブ」が追加されたので、この点は慣れるのに時間がかかりそうです。

Cubase13へのアップデート方法

Cubase13へのアップデートは、Steinberg公式サイトから行うことができます。

注意点や手順を紹介します。

過去バージョンからのアップデートにも料金が必要

過去バージョンからCubase13へのアップデートには料金がかかります
「新しくソフトを買う」という認識が正しいでしょう。

ただし、過去バージョンを所持している場合には割引価格で購入することができます。

例えばCubase Artist 12からCubase Artist 13にアップデートする場合は、9,900円がかかります。

Cubase13を通常版で購入した際は以下の価格になります。
ProとArtistは12から値上げ、Elementsは価格据え置きとなっています。

Cubase Pro 1369,300円
Cubase Artist 1339,600円
Cubase Elements 1313,200円
価格は税込みです

アップデートの手順

過去バージョンからのアップデート方法を紹介します。

Steinberg公式サイト(https://www.steinberg.net/ja/cubase/)にアクセスします。

公式

「BUY CUBASE 13」をクリックし、購入するグレードをクリックします。

BUY

購入画面が出てくるので、「アップデート&アップグレード」をクリックします。

Cubase13かう

自分が持っているバージョンを選択します。

UG

購入の確認画面が出てくるので、希望の支払い方法を選択し、氏名、メールアドレス、住所を入力します。

購入画面

確定すると、シリアルナンバーが記載されたメールが届きます。

Steinberg Download Assistantを立ち上げます。
Cubaseをインストールするときにインストールされているはずなので、見当たらない場合はスタートメニューの検索で探しましょう。

SDA

アンインストールしてしまった方は下記のリンクからダウンロードできます。

Steinberg Download Assistant ダウンロードページ
最新アップデートや関連ファイルはこちらから

立ち上げたら、「ダウンロードアクセスコードを入力」をクリックします。

SDA

メールに記載されたシリアル番号を入力します。

シリアル

製品名を確認して「OK」をクリックします。

左上の製品欄で、Cubase13を選択します。

製品選択

ダウンロード先のフォルダを選択し、「すべてダウンロード」をクリックします。

これでCubase13を使えるようになります。

まとめ:Cubase13はアップデートするべき!

Cubase13の新機能、使用感、アップデート方法を見てきました。

アップデートに料金はかかりますが、コードパッドの強化、音源の追加などうれしい新機能の追加があり、個人的にはアプデして正解だったと思っています。
新しい機能を使って、どんどん作曲していきたいです!

もちろん12のままでも使用に問題はありませんが、13へのアップデートは十分価値があると思います。

ぜひ13へのアップデートをご検討ください!

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