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Cubase15のアップデート/アップグレードはどこで買える?損しない買い方を解説!
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- Cubaseはもう持ってるけど、Cubase15を使うにはどうすればいい?
- アップデート・アップグレード版はどれを買えばいいのかわからない
Cubase15が2025年11月6日にリリースされました。既存ユーザーがバージョンアップするには、アップデート版やアップグレード版を購入する必要があります。
しかし、「どこで買えばいいのか」「どのサイトが一番お得なのか」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、Cubase 15のアップデート版・アップグレード版が購入できるサイトを調査し、確実な購入方法を解説します。
- アップデート・アップグレードは公式で買おう
Cubaseのアップデート・アップグレードとは

Cubaseをすでに持っている人には「アップデート」と「アップグレード」という購入方法があります。2つの違いと、紛らわしい「クロスグレード」について整理します。
Cubaseのアップデートとは|有料で最新バージョンにする
Cubaseのアップデート(Update) は、同じグレード内で最新バージョンに更新することを指します。
Cubaseのメジャーアップデート(数字が変わる大きなアップデート)では、アップデートにお金がかかります。
管理人Splatoon2と3が別商品なのと感覚的には同じです。Cubase14とCubase15は別の製品の扱いになります。
ただし既存ユーザー向けの優待価格として「アップデート版」が用意されており、新規購入より大幅に安く最新バージョンを入手できます。
アップデート版の価格は現在持っているバージョンによって異なり、基本的に古くなるほどアップデート版の価格は高くなります。
| ↓持っているバージョン | Pro 15 | Artist 15 | Elements 15 |
|---|---|---|---|
| Cubase14 | 13,200円 | 9,900円 | 3,630円 |
| Cubase12・13 | 24,200円 | 19,250円 | 4,840円 |
| Cubase6~11 | 29,700円 | 22,000円 | 6,050円 |
| Cubase4~5 | – | – | |
| (通常購入) | 69,300円 | 39,600円 | 13,200円 |



アップデートしなくても旧バージョンのCubaseは(新機能がないだけで)使えるので、アップデート版の購入は必須ではありません。
ただし古くなるにつれアップデート価格は上がるので、新機能の内容を見て買うか決めるのが大切ですね。
アプデ直前に買った人は「グレースピリオド」を要チェック
Cubaseのアップデートは突然発表され、発表と同時に販売開始になります。
ただし「直前に旧バージョンを買ってしまった…」という人が損をしないように、「グレースピリオド」という制度が用意されています。
グレースピリオドとは、有償アップデートの直前に旧バージョンを買った人が、救済措置として無償で新バージョンにアップデートできる制度のことです。
グレースピリオドの開始日以降に旧バージョンをアクティベートした人が、グレースピリオドでの無償アップデート対象になります。
Cubase15では、グレースピリオドの対象は「2025年10月9日以降にアクティベートした人」になっています。
心当たりのある人は、Steinbergアカウントページのクーポンコード欄に15へのアップデート用クーポンが届いていないか確認しましょう。



10/9以降に「買った人」ではなく、「アクティベート(シリアルコードをSteinbergアカウントに登録・Cubaseをインストールして使えるようにする作業)した人」です。とりあえずクーポンコード欄を見ましょう。


Cubaseのアップグレードとは|上のグレードにランクアップする
Cubaseのアップグレード(Upgrade) は、下位グレードから上位グレードへランクアップすることを指します。



アップグレードした時の最新バージョンになるので、バージョン変更を含む場合も定義上は「アップグレード」みたいです。
アップグレードで上位のグレードにすると、使える機能が増える分追加料金がかかります。持っているバージョンによっても価格は変動しますが、おおむね差額程度の価格設定になっています。
| ↓持っているCubase | Pro 15 | Artist 15 | Elements 15 |
|---|---|---|---|
| Artist 15 | 29,700円 | – | – |
| Artist 14 | 39,600円 | (9,900円) | – |
| Artist 12・13 | (19,250円) | – | |
| Artist 6~11 | (22,000円) | – | |
| Elements 15 | 56,100円 | 26,400円 | – |
| Elements 14 | 31,350円 | (3,630円) | |
| Elements 12・13 | (4,840円) | ||
| Elements 6~11 | (6,050円) | ||
| AI 12~15 | 60,500円 | 34,100円 | 6,050円 |
| LE 12~15 |



LEとAIは無料のグレードで、機能的にはAIの方が上位です。ただしどちらも無料なのでLE→AIのアップグレードはありません。
以下のような場合に活用できる買い方です。
- Cubaseを新規購入するときに下位グレードを買って初期投資を抑え、上位の機能が必要になった時やセールのときにアップグレードする
- AI・LEが付属した周辺機器と同時に購入して、総額を減らす
クロスグレードとの違い|他社DAWから乗り換え割
Cubaseにおける「クロスグレード」は、他社DAW(Logic Pro、Studio Oneなど)からCubaseへ乗り換える際の優待制度のことを指し、新規購入者が対象の別の買い方です。
一般的には「同じメーカーの違う製品を持っている人の優待制度」も指すことがありますが、CubaseにはSteinbergの他製品(Nuendo・Doricoなど)所持者向けの割引は存在しません。
Cubase15のアップデート・アップグレードはどこで買える?


Cubase15のアップデート・アップグレードには、自分の持っているCubaseのバージョン・グレードとほしいCubaseのグレードが一致する製品を買う必要があります。
結論から言うと、Cubase15のアップデート版・アップグレード版を購入できる場所は公式サイトにほぼ限られています。
アップデート・アップグレード版を買うなら公式サイトが最適解
Steinberg公式オンラインショップがアップデート版・アップグレード版を購入する最も確実で、実質的に唯一の選択肢です。
- アップデートが買えるのは公式だけ
- 全てのアップグレードに対応(AI/LE、Elements、Artist、旧バージョンすべて)
- 日本語サポートで国内正規品が手に入る
- 即時ダウンロード・アクティベーションですぐに使える
↓公式サイトでの購入手順をチェック!
右下の「対象製品」欄に自分が今持っているCubaseのグレード・バージョンが表示されているのをよく確認しましょう。
間違って買った場合、アップグレードができません。


アクセスコードは購入後の画面に表示されるほか、購入証明メールにも記載されています。
※購入手順は変更になる場合があります。
その他の買えるサイト
公式以外でCubase 15のアップデート版・アップグレード版を扱っているサイトもわずかに存在しますが、価格面や対応範囲で公式に劣ります。



通常購入は楽天やサウンドハウスなどの国内サイト通販がおすすめですが、アプデ・アプグレの販売はありません。
SONICWIRE(LEからのアップグレードのみ)
SONICWIREは日本の通販で唯一公式にアップグレード版を取り扱っていますが、対象はCubase LE 12~15から有償グレードへのアップグレードのみです。



SONICWIREを運営しているクリプトン・フューチャー・メディアは「初音ミク(Cubase LEが付属)」の発売元でもあるので、ヤマハとの何らかの交渉の結果かもしれません。
初音ミクを買った、LE付属のオーディオインターフェースを買った、Beatport StudioでLEをもらった、などの場合に使えます。
銀行振込・コンビニ決済に対応、SONICWIRE独自のポイントが貯まるなどのメリットはありますが、価格は公式と同じなので無理して使う必要は薄いです。
海外サイト(円安で割高、AI/LEからのアップグレードのみ)
Plugin Boutiqueなど海外の有名プラグインサイトでも、AI/LEからのアップグレードのみ販売があります。
ただし現在は円安状態にあるため、海外のドルやユーロを基準に価格設定している通販サイトで日本から購入すると、為替レートの影響で日本円価格で買うよりも損になってしまいます。



例えばAI → Proのアプグレは11/7時点で84,173円で販売されていました。
公式サイト価格(税込60,500円)どころか、Proの通常購入(税込69,300円)よりもはるかに高いですね…
Steinberg公式サイトは(ちょっとわかりにくいですが)日本語・日本円に完全対応しています。
一方どんなに「安い」とされているサイトでも、ドルやユーロ基準の価格から日本円に換算すると(突然世界の経済状況が大変動しない限り)お得になることはまずありません。
英語やドイツ語のサイトで無理して買う必要性はまったくありません。
よくある質問


Cubaseのアップデート・アップグレードに関する質問に答えます。
Cubase15のアップデートは公式サイトで買おう|まとめ


Cubase 15のアップデート版・アップグレード版の購入について、重要なポイントをまとめます。
- アップデート・アップグレードは適切な製品の購入が必要
- 公式オンラインショップが実質唯一の選択肢
- SONICWIREはLE限定で公式と同価格
- 海外サイトは円安で割高
アップデート・アップグレードは、急ぎでなければセールを待つのがおすすめです。



公式からしかほぼ買えないので、安く買うチャンスは公式セールのタイミングしかありません。
セール時期の傾向については以下の記事で解説しています。











