DTMにおすすめのパソコンキーボード！種類と選ぶポイントを解説

キーボードを買うなら、DTMに適したキーボードで快適に作業したいですよね。

MIDIキーボードも確かに重要ですが、パソコンのキーボードもDTMの作業には欠かせません。

本記事では理想のキーボードを求めてAmazonをさまよっている私がDTMを行う目線で考えた、パソコンキーボードの選び方を解説します。

以上のポイントについて考えるとともに、キーボードの種類についても解説していきます。

現在の管理人のキーボード

DTM用のパソコンキーボード選びのポイント

DTM用のパソコンキーボードを選ぶにあたって意識するとよいポイントが2つあります。

しかし上記の2要素は必ずしも必要というわけではなく、それぞれの作業環境・スタイル・好みに合わせて選ぶのがおすすめです。

順番に解説します。

ポイント①テンキーはあると便利だが、机が狭くなる

テンキーがあればより多くのショートカットキーが使えるので、覚えて使うのなら必須になります。

つまみの微調整などDTMで数値入力をする場面は意外とありますが、数字を入力するならテンキーがあった方が便利です。

しかしその一方で、テンキーのついたフルサイズのキーボードを使うと机のスペースは狭くなってしまいます。

ショートカットを覚えてどんどん作業効率化していきたいならテンキーありのキーボードがおすすめです。

テンキーを重要視しない場合は机の広さと相談しましょう。

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ポイント②静音性と操作性

DTMに使うのであればキーボードの静音性も大切です。

カチャカチャうるさいタイプだと、ヘッドホンを貫通して耳障りに聞こえる場合もあります。

しかし静音性はキーボードの各形式の打鍵感、反応の良さによっても異なります。

パソコンキーボードの種類

パソコンキーボードは打鍵（キーを押すこと）をどのように認識するかの方式でいくつかに分けられます。

主なものを紹介します。

メカニカルキーボード

メカニカルキーボードは、各キーの下に独立したスイッチがあり、押している感覚がわかりやすいキーボードです。

スイッチにはいくつか種類があり、代表的なのが青軸・茶軸・赤軸です。

メカニカルキーボードの中で比較すると、以下のような特徴があります。

下の動画のキーボードは青軸です。

マウスのクリックと同じくらいの音量のカチカチ音がします。

押したときの抵抗感は強めです。

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下の動画のキーボードは赤軸です。

メカニカルキーボードの中では静かとはいえ、結構うるさいです。

しかし押したときの抵抗感はかなり少なく、細かな連打にもしっかり反応してくれます。

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タイピングやショートカットキー操作に自信があり、正確な動作やカチャカチャ感を求めるならメカニカルキーボードがおすすめです。

メンブレンキーボード

メンブレンキーボードは、各キーの下にメンブレンと呼ばれる薄いシートがあるキーボードで、メンブレンが反応して入力を認識します。

メカニカルキーボードよりも静かで値段も安いです。

下の動画のキーボードはメンブレンキーボードです。

「もちゃっ」（？）という感じの押し心地が好みでした。

しかし青軸や赤軸のキーボードに比べると確かに反応は鈍いです（Bluetooth接続のせいもあるかもしれません）。

静音性を追求するなら、メンブレンキーボードがおすすめです。

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パンタグラフキーボード

パンタグラフキーボードは、ノートパソコンによく採用されている方式です。

キーの下にパンタグラフという形の支えがついていて、薄型なのが特徴です。

押した感じが軽い、静か、キーのぐらつきが少ないなどがメリットですが、構造が複雑なため壊れやすいなどのデメリットもあります。

持ち歩き重視のキーボードに使われる形式なので、デスクでDTMを極める用途には向かなさそうです。

おすすめはメカニカルキーボード

DTMの作業に入力の正確さを求めるなら、メカニカルキーボードがおすすめです。

デザインで選ぶのももちろんありです。

メカニカルキーボードはゲーミングキーボードに多く採用されているので、種類が多く探しやすいです。

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DTM用のパソコンキーボードは有線か無線か→有線がベター

DTM用のパソコンは有線接続の方がおすすめです。

Bluetoothは接続が安定しないことも

無線接続（Bluetooth）のキーボードはケーブルが不要でデスクをすっきりさせられるというメリットがあります。

しかし接続が安定しないこともよくあります。

キーボードショートカットを活用してDTMをするなら、正確に反応するキーボードが必要です。

独自のワイヤレス接続を使うのも手

ただしBluetoothではなく専用のレシーバーを使う無線キーボードは、混線しにくく接続が安定する可能性が高いので検討の価値があると思います。

USBポートを常時1つ使用することになるので、数がギリギリの場合は注意です。

DTM用デスクを広く使うアイデア

「テンキーありで有線のキーボード」をおすすめしてきました。

しかし机の上にパソコンやモニター、マウス、MIDIキーボードなどを置いていると、パソコンキーボードのための場所が取れないこともあります。

DTM用のデスクを広く使うアイデアを紹介します。

パソコンラックを使う

デスクトップパソコンの本体を机の上に置くと、かなりのスペースを取ってしまいます。

パソコンラックなどを使って、机のスペースを確保するのがおすすめです。

専用のラックもよいですが、私は机の隣のスチールラックに置いています。

キーボードスライダー

キーボードスライダーというものがあります。

デスクに取り付ければ、キーボードを引き出しのようにしまえる器具です。

好みですが、あれば便利です。

キーボードスライダーを使えばパソコンキーボードとMIDIキーボードに段差がつくので、どちらの操作をするときでも手首が安定します。

トラックボールマウス

マウスの操作にも場所を取るので、動かす必要のないトラックボールマウスもおすすめです。

DTM用のPCキーボードは有線・テンキーありがおすすめ！-まとめ

DTMの用途に適したパソコンキーボードについて見てきました。

注目すべきポイントについてまとめます。

極論PCキーボードは好みになってしまいますが、ぜひ本記事を参考にして作業スタイルに合ったキーボードを見つけてください。