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Cubase15の推奨スペックまとめ!そのパソコンでDTMはできる?
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- Cubase15を使うのに最低限必要なパソコンのスペックを知りたい
- 自分のパソコンでCubase15は使える?
Cubase15を使いたい時、自分のパソコンで動くかどうかは気になりますよね。適切なスペックがなければ、画面がカクカクして操作しづらい、音が正しく再生されない、ノイズが入るなどの問題が発生します。
Cubase15の動作環境、つまり最低限必要なスペックは以下の通りです。
↓Windowsの場合
| CPU | Intel Core i5 (第8世代以降) AMD Ryzen 3000 |
|---|---|
| RAM(=メモリ) | 8GB |
| ディスク空き容量 | 85GB(コア:1.5GB) |
ただしこれは最低限なので、快適な動作を求めるならもう少し上のスペックが必要です。
本記事では公式発表に基づくCubase15の動作に最低限必要なパソコンスペックとおすすめのスペック、さらに動作環境を満たすおすすめのパソコンを紹介します。
- Cubase15の動作に必要なパソコンスペック
- おすすめのスペック・パソコン
Cubase15の最低動作環境と解説

Cubase15の公式発表されている動作環境について表にまとめました。
| Windows | Mac | |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 または 11 (64bit) | macOS Sequoia macOS Sonoma macOS Tahoe |
| CPU | Intel Core i5 (第8世代以降) AMD Ryzen 3000 | Intel Core i5(2018年後期以降) Apple Silicon |
| CPUコア | 4以上 | |
| RAM(=メモリ) | 8GB | |
| ディスク空き容量(コアインストール) | 1.5GB | |
| ディスク空き容量 | 84GB | |
| ディスプレイ解像度 | 1440×900ピクセル | |
| グラフィック minimum | Windows 10対応グラフィックボード | – |
| グラフィック | AMD R, RX シリーズ以降 NVIDIA Series 700 以降 | Metal対応グラフィックカード |
管理人Steinberg日本語公式は誤植があるみたいなので、英語版サイトやヤマハの発表なども合わせて確認しています。
重要な指標について簡単に解説します。
OS…Windows・Macに対応
OS(オペレーティングシステム)はパソコンやパソコンソフトを動かすためのソフトで、CubaseはWindowsかMacのパソコンで使うことができます。
ほとんどの場合問題ありませんが、近年の安価なパソコンに入っているChrome OSでは使えないので注意が必要です。
購入する段階ではWindowsとMacは共通で、それぞれに対応するインストーラー(Steinberg Download Assistant)にシリアルコードを入力することでOSに合ったCubaseをダウンロードできます。
CPU…Intel Coreならi5以上
CPU(パソコンの動作に重要なパーツ)はIntel Coreシリーズ、AMD Ryzenシリーズ、Apple Siliconに対応しています。
Intel Coreシリーズは「第8世代以降のi5」が最低ラインとされていて、注意が必要です。
- 「Intel Core i〇」の数字は性能を表し、3・5・7・9のうち数字が大きいほど高性能
- 「Intel Atom / Celeron / Pentium」は低電力・軽量重視の別シリーズで、動作保証対象外
- 「第〇世代 / 〇 Gen」などの数字は発売時期を表し、大きいほど新しく高性能
- 最新は後継の「Intel Core Ultra」シリーズ
Coreシリーズ最新機種「Intel Core Ultra」について
Intel Core iシリーズは第14世代で終了し、後継として「Intel Core Ultra」シリーズが発売されました。
現時点でCore Ultraシリーズは「Ultra 5/7/9」が発売されていて、おおむねi5/7/9に対応しています。



世代はリセットです。
Core Ultraシリーズの大きな特徴としてAI処理に特化した「NPU」という部品を搭載していることが挙げられ、Core Ultraシリーズを搭載したパソコンの多くは「AI PC」として販売されています。
しかしNPUを利用するためにはAIを使用するソフトウェア側がNPUに対応している必要があり、DAWやプラグイン、歌声合成ソフトで対応しているものは今のところほとんどありません。



Cubase15新機能のAIステム分離も、NPUは使ってないみたいです。
長く使い続けるつもりでCore Ultraシリーズを購入するという考え方もありますが、個人的にはまだCore iシリーズの第13~14世代で様子を見てもいいのではないかと思います。
メモリ…8GB以上
メモリ(RAM)は8GB、16GBのように容量で比較します。メモリの容量が大きいほど、CPUが高い性能を発揮できます。
8GBは最小で、サイトによっては16GBが推奨されています。
ディスク容量(ストレージ)…最大84GB
ディスク容量はCubase本体と付属するプラグイン・ソフト音源・サンプル音源などのデータをすべて保存するために必要な容量で、最大84GBです。
ただし84GBになるのはProの場合で、音源など付属データが少ない下位グレードでは、数値は明確にされていませんが84GBよりも少なくなります。
また「コアインストール」はCubaseのアプリケーション本体のサイズで、これ以外のデータは必要に応じて減らしてもCubase自体は動きます。



ただしソフト音源(HALion Sonicなど)のデータはないと音を鳴らせないので、全部インストールするに越したことはありません。
Cubaseで曲を作って保存したり、外部プラグインなどを追加したりするとさらに大量の容量が必要になるので、ストレージ容量に余裕があるか事前に確認しておきましょう。
動作環境は全グレード(Pro・Artist・Elements・AI・LE)で同じ
Cubase15の最低動作環境はすべてのグレードで同じです。
ただしグレードが上がれば使えるトラック数やプラグイン・機能が増えてできることが増え、結果的に高スペックのパソコンが必要になるともいえます。
Cubase15のおすすめスペック


Cubase15公式の動作環境を紹介しましたが、公式で発表されているスペックは「最低限この程度ないと、正常な動作が保証されない」というラインのスペックです。



安定して動作させたいなら、動作環境よりも余裕を持ったスペックが必要です。
安定したCubaseの動作を求めるなら、少なくとも発表より1ランク上のスペックのパソコンを選ぶと安心です。
おすすめのスペックは以下の通りです。
- CPU…Intel Core i7
- メモリ…16GB
- ストレージ…内部SSDで1TB程度
この程度のスペックがあれば多くの場合でCubaseを安定して使えます。



ちなみにゲーミングPCで重視されがちなGPUの性能は、DTMではそこまで求められません。
新しく買うならGPU性能が控えめでその分CPUやメモリの性能を重視したパソコンがおすすめです。
Cubase15におすすめのパソコン


Cubase15におすすめのパソコンを紹介します。
WindowsとMacを紹介しますが、基本的にWindowsの方がおすすめです。



プラグインなどでWindowsのみのものもあるので、迷ったらWindowsを選ぶのが無難です。
Cubase15におすすめのWindows
WindowsでCubaseを使うなら、BTOでデスクトップパソコンを選ぶのがおすすめです。
BTOはBuild to Orderの略で、自分で選んだパソコンパーツをパソコン専門店が組み立ててくれるという買い方です。



大手パソコンメーカーの製品より安く買える、好みのパーツにカスタマイズできるというメリットがあります。
管理人のおすすめメーカーはマウスコンピューターです。
マウスコンピューターは3年間の無償修理、24時間365日受付のサポートのほか、注文した品を設置し、インターネット設定などをしてくれるサービスなどもオプションで付けられます。
ノートパソコン(非推奨)
DTMレッスンや自宅外での録音、ライブパフォーマンスなどでパソコンを持ち歩く必要があるなら別ですが、以下の理由からノートパソコンはおすすめしません。
- 排熱の効率が悪く、負荷の高い作業をすると熱によりパソコンの劣化が早まる
- 処理落ちしやすい
- ファンの音がうるさく、音の出る作業に集中できない
- 画面が小さく、操作がしにくい
- USBポートが足りない
予算を抑えた上で推奨スペックを満たしたいなら、mouse A5-I7U01BK-Aが使えそうです。
10万円以内におさめたいなら、スペックは落ちますがLenovo IdeaPadが実際に使って良かったのでおすすめです。
Cubase15におすすめのMac
MacでもCubaseは使えます。他のMac専用ソフトを使いたいときなどはMacでも構いません。



Logic ProなどMac専用のDAWもあるので、いろいろなDAWを使う予定があるならMacもよいかもしれません。
MacといえばiMacやMacBookのイメージがありますが、音響機器(オーディオインターフェースやMIDIキーボードなど)をつなぐためのUSB-Aポートがないのでおすすめできません。
推奨スペックをクリアして快適にCubaseを使おう-まとめ


Cubase15の最低動作環境とおすすめスペック、おすすめのパソコンを見てきました。
最低スペックとおすすめスペックをまとめます。
| 最低スペック | おすすめスペック | |
|---|---|---|
| CPU | Intel Core i5 AMD Ryzen Apple silicon | Intel Core i7 |
| メモリ | 8GB | 16GB |
| ストレージ | 80GB | 1TB |
設備を整えて、ストレスなく音楽制作に取り組んでいきましょう。
\迷ったらこれ/












